F1
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第10戦 ヨーロッパGP

7月22日(日)
曇り→雨→晴れ→雨/ドライ→ウェット→ドライ→ウェットコンディション
 
 決勝スタート直後の雨が予報されるサーキットは、気温19℃、路面温度30℃のドライコンディション。
 
 前日の公式予選でクラッシュに見舞われ、決勝の出走が危ぶまれていたマクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンは、決勝当日にFIA(国際自動車連盟)による健康適性検査を受け、許可が出たため10番グリッドについている。
 
 フォーメーションラップが終わり、このレースがF1デビューとなるスパイカーのマークス・ヴィンケルホックがピットに戻りインターミディエイトタイヤに履き替える。スタートが切られると、3番グリッドのフェリペ・マッサ(フェラーリ)は、2番グリッドのフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)をかわしていく。10番手スタートから一時順位を上げたL.ハミルトンが直後に中盤グループへ呑み込まれる。BMWザウバー同士の接触など波乱もあったオープニングラップは、突如として豪雨に見舞われる。路面は完全にウェットとなり、ドライタイヤを装着していたマシンは次々とピットへ。
 
 トップを走行していたフェラーリのK.ライッコネンは、ピットへ入る直前でマシンを滑らせ、雨が強まる中、もう1周の走行を余儀なくされる。K.ライッコネンが大幅に順位を落とし、チームメイトのF.マッサ、マクラーレンのF.アロンソなどがタイヤ交換を行なう間に、あらかじめウェットタイヤへ交換していたスパイカーのM.ヴィンケルホックがトップとなる意外な展開に。ウェットタイヤを装着しても、マクラーレンのL.ハミルトンを含む6台が1コーナーを曲がりきれずコースオフを喫する状況となり、セーフティーカーが出動するが、そのセーフティーカーすらまともに走行できないため、5周目に赤旗中断となる。
 
 コースアウトを喫したものの、エンジンが止まっていなかったL.ハミルトンは、クレーンにマシンをつり上げさせ、グラベルから脱出。再び走り始める。また、危うく1周遅れになりかねなかったフェラーリのK.ライッコネンだが、混乱に乗じて7番手まで復帰した。
 
 現地時間14時35分、セーフティーカーの先導でレースが再開する。8周目にセーフティーカーが戻り、それまで先頭につけていたスパイカーのM.ヴィンケルホックが次々と順位を落とす。路面が徐々に乾いていき、前を行くルノーのヘイッキ・コバライネンに詰まっていたフェラーリのK.ライッコネンがいち早くピットに戻り、ドライタイヤへ変更。翌周には上位勢もいっせいにタイヤ交換を済ませ、K.ライッコネンは3番手へ浮上。先頭のF.マッサ、2番手F.アロンソ、3番手K.ライッコネンが5秒以内で周回を重ねる。
 
 トップのF.マッサは徐々に後続とのギャップを築き、2番手F.アロンソと3番手K.ライッコネンの差が2秒以内に縮まっていく。しかし35周目、K.ライッコネンは突如スローダウン。辛うじてマシンをピットに戻すが、レースには戻れず、今季2度目のリタイアで痛恨のノーポイントに終わった。残り周回が10周を切ったところで、またも雨が降ってくる。各マシンが再びインターミディエイトタイヤに履き替えると、トップを行くF.マッサのペースが上がらない。残り5周でF.アロンソが仕掛け、マシン同士を接触させながらF.マッサをオーバーテイク。ついにトップに躍り出る。
 
 最後まで波乱となったレースで、諦めずに前を追い続けたマクラーレンのF.アロンソが5戦ぶりに今季3勝目を挙げた。マクラーレンは3戦ぶり今季5勝目。フェラーリのF.マッサが、2位。そして3位にはレッドブルのマーク・ウェーバーが入り、ウィリアムズ時代の2005年モナコGP以来となる自身最高位タイのリザルトで、チームに2006年モナコGP以来の表彰台をもたらしている。
 
 入賞圏内は、4位ウィリアムズのアレクサンダー・ブルツ、5位レッドブルのデビッド・クルサード、6位がドイツ人で最高位となるBMWザウバーのニック・ハイドフェルド、7位BMWザウバーのロバート・クビサ、8位ルノーのヘイッキ・コバライネン。L.ハミルトンは1周遅れの9位に終わり、自身初のノーポイント。デビュー以来連続表彰台獲得のF1記録も9戦でストップした。
 
 また、日本勢で完走を果たしたのは、11位Hondaのルーベンス・バリチェッロ、12位SUPER AGURIのアンソニー・デビッドソン、13位トヨタのヤルノ・トゥルーリの3台。リタイアは計9台。Hondaのジェンソン・バトンは3周目にコースアウト、トヨタのラルフ・シューマッハは19周目にN.ハイドフェルドとの接触でコースアウト、佐藤琢磨は20周目に油圧系トラブルで、それぞれマシンを降りている。佐藤は、第7戦アメリカGP以来今季3度目のリタイアとなった。
 
 マクラーレンのL.ハミルトンとフェラーリのK.ライッコネンがノーポイントに終わり、ドライバーズランキングは、トップのL.ハミルトン『70』、2位F.アロンソ『68』、3位マッサ『59』、4位K.ライッコネン『52』となった。


決勝結果

順位 No. ドライバー チーム トータルタイム 周回 平均速度 (km/h) 最高位
1 1 F.アロンソ マクラーレン・メルセデス 2:06'26.358 60 146.566 1
2 5 F.マッサ フェラーリ 2:06'34.513 60 146.409 1
3 15 M.ウェーバー レッドブル・ルノー 2:07'32.032 60 145.308 3
4 17 A.ブルツ ウィリアムズ・トヨタ 2:07'32.295 60 145.303 4
5 14 D.クルサード レッドブル・ルノー 2:07'40.014 60 145.157 1
6 9 N.ハイドフェルド BMW 2:07'46.656 60 145.031 2
7 10 R.クビサ BMW 2:07'48.773 60 144.991 5
8 4 H.コバライネン ルノー 2:06'37.437 59 143.913 5
9 2 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス 2:06'39.019 59 143.883 8
10 3 G.フィジケラ ルノー 2:06'39.782 59 143.869 7
11 8 R.バリチェッロ Honda 2:07'21.333 59 143.086 8
12 23 A.デビッドソン SUPER AGURI Honda 2:07'52.997 59 142.496 10
13 12 J.トゥルーリ トヨタ 2:07'57.073 59 142.420 5
  6 K.ライッコネン フェラーリ 油圧系 34 125.602 1
  22 佐藤琢磨 SUPER AGURI Honda 油圧系 19 96.833 7
  11 R.シューマッハ トヨタ アクシデント 18 94.468 8
  21 M.ヴィンケルホック スパイカー・フェラーリ 油圧系 13 78.512 1
  7 J.バトン Honda スピン 2 138.901 5
  20 A.スーティル スパイカー・フェラーリ スピン 2 128.171 13
  16 N.ロズベルグ ウィリアムズ・トヨタ スピン 2 121.359 17
  19 S.スピード STRフェラーリ スピン 2 118.993 13
  18 V.リウッツィ STRフェラーリ スピン 2 111.119 14
※Tはテストドライバー






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