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モーターサイクル・ダイアリーズ

2007/2/16(金) 午前 0:51

先日『世界最速のインディアン』ですっかり感動してしまって、その余韻が冷めないうちにまたいい映画が観たいなぁと思って『モーターサイクル・ダイアリーズ』という映画を借りて来た。
以前、劇場公開時から観たいと思っていたのだが叶わず、やっと借りて来たのだ。

内容は、キューバ革命の若き指導者、チェ・ゲバラが23歳のまだ医学生の頃、友人で医師のアルベルトと行ったオンボロバイクによる南米大陸縦断の旅で、当時まだ医学生だったゲバラが世の中の矛盾や貧困の現実を知り、後に革命を起こすきっかけになっていくまでを描いたロード・ムービーだ。
バイクは英国製のノートン500『怪力号』(1939年製)で、これに荷物をくくれるだけくくりつけて、二人乗りで出発するゲバラとアルベルト。
インディアンに比べれば全然年式が新しいというところがちょっと笑える。

旅は母親への手紙というスタイルで始まる。
ゲバラは喘息を患っていたので、この旅は命がけでもあったのだ。

アルゼンチンのブエノスアイレスから淡々と旅が始まり、田舎道で馬と競争したり、雪道を走ったりするノートン。
空中都市・マチュピチュの高地では、一般人でさえ高山病になる危険があるのだが、喘息持ちのゲバラは大丈夫だったのだろうか。
バイクの転倒シーンや悪路でのパンク、強風でのテント飛ばされや荷物の落下シーンなど旅ならではのエピソードに大いに共感する。
ほとんど無一文の二人は旅先で冷たい仕打ちを受けたりもするが、機転を利かせたアイディアで切り抜けたりそれなりにお色気シーンやトラブルも多く、これからの旅の波乱を予想させてこちらも期待感も高まってくる。

それにしても。。このバイクコケすぎ(笑)
そして、アルベルト性格悪すぎ(--;
ゲバラは正義感が強く正直に言い過ぎて損をするタイプで、まさに凸凹コンビ。
全然仲良くなく最初から喧嘩ばっかり。
実際の旅では絶対に同行したくないタイプだ。

と、旅の前半で、今まで酷使してきた満身創痍のノートンがついに動かなくなってしまう。
さぁ、ここをどう切り抜けるのか?
マンローのように手製ピストン作るのか?(笑)と思っていたらあっさりバイクを手放してしまう二人。
アルベルトが泣いているシーンにはちょっとグッときたが、それ以降は歩きやヒッチハイク、船旅に。

え。。。バイクはここで終わり。。?
全然タイトルと違うじゃん。。。
ちょっと気が抜けてしまう。
なので後半はほとんど猿岩石スタイル。

その後、隔離されたハンセン病の患者と交流したり、思想の違いで故郷を追われ旅をせざるを得ない夫婦との交流や本当の貧困を目にしながら、それまでお坊ちゃんだったゲバラの中で少しずつ何かが変わってゆく。。

隔離施設で川を渡るシーンは、向こう岸とこちら側の架け橋となるゲバラの象徴なのだろう。
臨場感もあり涙無しでは見られない。
その後、旅は無事ゴールであるベネズエラに着き、アルベルトと別れるあたりで映画は終わり。
あまり多くは語られない。
キューバ革命後、ゲバラはアメリカのCIAの陰謀で射殺される。
最後の方には、80歳のおじいさんとなった今のアルベルトの映像も入る。


感想は。。。
うーん、いい映画だが、商業映画としてはきついだろうな。。という感じだった。
少なくとも万人向けではないかも。
見終わった後に、じっくりその意味を考えたい映画。


出来れば、最後までバイクで旅をやり抜いて欲しかったなぁ。
それだけが残念。


http://www.kadokawa-herald.co.jp/official/m_cycle_diaries/

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